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J-GLOBAL ID：201302260137070061   整理番号：13A0311814

鉄道の所要時間信頼性向上による利用者便益の計測手法に関する研究

Evaluation of the Economic Value of Travel Time Reliability of Railway Service

著者 (1件)： 高田和幸 (東京電機大 理工)
資料名： 東京電機大学総合研究所年報  (Annual Report. Research Institute for Science and Technology, Tokyo Denki University)
号： 31  ページ： 9-14  発行年： 2012年07月15日 
JST資料番号： L0877A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 首都圏では,近年,鉄道運転事故等を原因とする慢性的な遅延が顕著となり,所要時間に影響を与え,鉄道利用者の損失時間が増大している。本研究では,所要時間信頼性を現在,鉄道利用者が被っている損失時間の縮減と捉え,損失時間縮減に対する支払意思額の分析を行った。鉄道利用状況に関するアンケート調査を実施し,鉄道サービスの遅延を原因とする損失時間を縮減するためのデータを収集した。また,生存時間分析を用いて支払意思額モデルを推定した。次に,推定した支払意思額モデルを用いて損失時間の縮減に対する支払意思額の期待値を算出した。その結果,遅延回数,遅延遭遇率,年収,性別が支払意思額の期待値に影響を与えていることが明らかとなった。さらに,支払意思額の期待値は,現在,鉄道利用者が被っている損失時間と縮減時間に大きく影響していることも確認した。

シソーラス用語： 都市圏 ,  *鉄道輸送 ,  ターンアラウンド時間 ,  *利用者 ,  鉄道事故 ,  *遅れ ,  時間 ,  アンケート ,  寿命 ,  期待値
準シソーラス用語： 運転事故 ,  *支払意思額 ,  時間遅延 ,  首都圏 ,  所要時間 ,  生存時間 ,  *損失時間

分類 (1件)： 鉄道輸送・サービス一般  (TC01010R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 鉄道 ,  所要時間信頼性 ,  利用者 ,  便益 ,  計測 ,  手法 ,  研究