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J-GLOBAL ID：201302260270512336   整理番号：13A0943099

ポリオキサゾリンおよび植物油誘導体に基づく両親媒性高分子の合成と自己組織化

Synthesis and self-assembly of amphiphilic polymers based on polyoxazoline and vegetable oil derivatives

著者 (5件)： STEMMELEN Mylene (Univ. Montpellier II, Montpellier, FRA) ,  TRAVELET Christophe (Domaine Universitaire de Grenoble, Grenoble, FRA) ,  LAPINTE Vincent (Univ. Montpellier II, Montpellier, FRA) ,  BORSALI Redouane (Domaine Universitaire de Grenoble, Grenoble, FRA) ,  ROBIN Jean-Jacques (Univ. Montpellier II, Montpellier, FRA)
資料名： Polymer Chemistry  (Polymer Chemistry)
巻： 4  号： 5  ページ： 1445-1458  発行年： 2013年03月07日 
JST資料番号： W2349A  ISSN： 1759-9954  CODEN： PCOHC2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化石燃料の枯渇と環境保護の観点から,再利用可能な原料の使用が重要な開発目標となっている。ここでは,ポリ(2-メチル-2-オキサゾリン)と不飽和植物油とに基づく,両親媒性高分子(POx)の合成と自己組織化を検討したので報告した。脂肪高分子として脂肪メチルエステルと野菜油を用いた。野菜油は2-メチル-2-オキサゾリンのカチオン開環重合(CROP)のマクロ開始剤に変わった。まずUV照射とメルカプトエタノール存在下でチオレンカップリング反応を行い,カチオン重合のためのヒドロキシル基を導入した。この方法を用いて種々の脂肪酸/POx比率で様々のリポポリ(2-メチル-2-オキサゾリン)(LipoPOx)を得ることができた。得たLipoPOxを¹H-NMR,サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)とMALDI-TOF解析によって特性評価し,動的光散乱(DLS)により自己組織化を調べた。これらのLipoPOxを用いて,高分子ナノ粒子を製造することができた。

シソーラス用語： *ポリオキサゾリン ,  *植物油脂 ,  両親媒性高分子 ,  自己組織化 ,  脂肪 ,  開環重合 ,  カップリング反応 ,  カチオン重合 ,  *ナノ粒子 ,  化学合成 ,  分子構造 ,  脂肪酸 ,  カルボン酸エステル ,  化学修飾 ,  *グラフト共重合 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： CROP ,  カチオン開環重合 ,  *高分子ナノ粒子 ,  脂肪酸エステル ,  長鎖脂肪酸 ,  不飽和脂肪

分類 (1件)： 共重合  (CG04030D)

物質索引 (2件)： (9Z)-9-オクタデセン酸 ,  1,2-ジ(1-オキソ-9,12-オクタデセニルオキシ)ブタン

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリオキサゾリン ,  植物油 ,  誘導体 ,  両親媒性高分子 ,  自己組織化