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J-GLOBAL ID:201302260300998069   整理番号:12A1811797

気候モデルと衛星データにおける熱帯対流に関連した雲特性の解析

Analysis of Cloud Properties Associated with Tropical Convection in Climate Models and Satellite Data
著者 (4件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 629-646 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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熱帯対流に関連した雲特性をCFMIP1(雲フィードバックモデル相互比較計画第1期に参加した11モデルに対して解析し,ISCCPおよび他の衛星観測及び再解析データセットと比較した。雲特性を大規模循環の指数として500hPa月平均鉛直速度で分類した大規模循環の異なったレジームに対して解析した。この解析では焦点を対流が活発なSSTが27°C以上の高温海域に絞った。この暖い外洋域は強い上昇流から弱い下降流までの鉛直運動レジームをカバーした。ISCCPシミュレータ出力を使って,モデル内の雲特性を評価した。光学的厚さ(τ)≧3.6および雲頂気圧(CTP)≦440hPaを持つ光学的に厚い上層雲の雲量を強い上昇レジームで過大推測し,τ<3.6の光学的に薄い上層雲の雲量を全レジームに対して過小推測した。CTP≧680hPaの光学的に厚い下層雲の雲量は,弱い鉛直運動レジームと幾つかのモデル内で過大推測された。雲の放射効果バイアスに対する雲量バイアスの妥当性を議論した。観測によると,強い上昇流レジーム内の厚い雲は180~310hPa付近の雲頂を持つことが多く,多くのモデルでは,雲頂は観測より高高度に達することが多い。この傾向は,過剰に深い対流により水蒸気蓄積型スキームを採用するモデル内で見られる。モデルと再解析中の上昇気流強度の比較から,エントレイメント速度が大規模環境によって変動し,必要な対流深化を低減する場合に積雲パラメタリゼーションがよりよく実行される事を示唆した。(翻訳著者抄録)
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雲と降水の微物理 
引用文献 (68件):
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