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J-GLOBAL ID:201302261083278199   整理番号:13A0528092

促成ナス栽培におけるトンネルと枝ダクトを組み合わせた株元加温システムの開発

Development of Basal Stem Heating System with Plastic Tunnel and Branch Duct in Forcing Culture of Eggplant
著者 (3件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 531-536 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ナスの促成栽培における暖房コストの削減を目的として,ナスの地際部に設置したトンネル内に暖房ダクトを挿入して株元部を加温するシステム(ダクト加温システム)を開発した.暖房機が稼動した期間ではダクト加温区の方が対照区より夜間の茎表面温度が6.3°C高く,暖房機が稼動しなかった期間でもダクト加温区の方が対照区より約3°C高かった.ダクト加温システムによって側枝の成長および果実の肥大が促進し,対照区より収穫果数が多くなり,商品果収量が増加した.10°Cに暖房したハウスのダクト加温区の商品果収量は,12°Cのハウスの対照区と同等であった.本システムは従来の暖房システムを改良して行うことができるため,資材費として10 a当たり約2万円/年の投資で対応できる.従って,ナスの促成栽培においてダクト加温システムは収穫果数を確保しつつ暖房コストを大幅に削減できる実用的な栽培技術であるといえる.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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作物栽培施設  ,  野菜 
引用文献 (13件):
  • 番 喜宏・林 悟朗・青柳光昭・柳原 等.1992.ロックウールプラントによるナスの長期栽培(第1報).根域温度制御が生育・収量に及ぼす影響.愛知農総試研報.24: 123-129.
  • 福岡県農業会議.1999.農業臨時雇賃金の現金支払額.P. 5.平成11年度農作業料金・農業労賃に関する調査.福岡県農業会議.福岡.
  • 福岡県農林水産部経営技術支援課.2009.ナス(促成栽培).P. 34-41.主要野菜の栽培技術指針(第9版).福岡県農林水産部経営技術支援課.福岡.
  • 林 真樹夫.2007.温度制御.P. 116-157.五訂施設園芸ハンドブック.日本施設園芸協会.東京.
  • 石橋泰之.2000.温度管理.P. 297-298.農業技術大系野菜編5.農文協.東京.
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