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J-GLOBAL ID:201302261213816511   整理番号:13A1858513

大豆タンパク質とイソフラボンは,高齢女性でインターロイキン-6を減少するが血清脂質は減少しない:ランダム化比較試験

Soy proteins and isoflavones reduce interleukin-6 but not serum lipids in older women: a randomized controlled trial
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巻: 33  号: 12  ページ: 1026-1033  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大豆食品は,イソフラボンおよびアミノ酸を代表とする心臓血管の健康を改善する成分をいくつか含有している。131人の60歳以上の健康な外来通院女性で1年間の無作為化,二重盲検プラセボ対照臨床試験を行い,血清の脂質および炎症マーカーに対する大豆タンパク質および/または大豆イソフラボン補給の長期的な効果を評価した。大豆タンパク質は,イソフラボンとの組み合わせで,いずれかの単独介入に比べて冠状動脈性心臓病の危険因子(血清の脂質および炎症マーカー)に対する正の効果が最大であり,また,イソフラボン投与群内において,エクオール生成者は非エクオール生成者よりも冠状動脈性心臓病の危険因子に対する正の効果が高いであろうという仮説を立てた。被験者は1か月間のベースライン期間の後,無作為に次の4つ介入群に分けられた。大豆タンパク質(18g/日)およびイソフラボン錠剤(105mg/日イソフラボンアグリコン当量),大豆タンパク質およびプラセボ錠剤,対照タンパク質とイソフラボン錠剤,または対照タンパク質およびプラセボ錠剤。エクオールと非エクオールの違いの評価にはt試験を使用した。97人の女性が試験を完遂した。タンパク質粉末とイソフラボン錠剤の摂取に群間で差は認められず,試験粉末と錠剤の服用遵守はそれぞれ79%および90%であった。1年後,投与群にかかわらず,全ての集団で血清の脂質および炎症マーカーに対する影響は全くないかほとんどなかった。エクオール生成者を別に分析すると,総コレステロール/高密度リポタンパク質および低密度リポタンパク質/高密度リポタンパク質比に著しい改善がみられた(それぞれ-5.9%,P=0.02;-7.2%,P=0.04)。大豆タンパク質とイソフラボン(いずれかの単独,または組み合わせ)は血清の脂質または炎症マーカーに影響を及ぼさなかった。したがって,大豆タンパク質とイソフラボンの介入が,エクオール生成能のない健康な閉経後の高齢女性において脂質修飾により心血管疾患を予防するのに有効であると考えるべきではない。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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野菜とその加工品  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  免疫反応一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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