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J-GLOBAL ID：201302261419133933   整理番号：13A1196068

澱粉消化に及ぼすα-アミラーゼ及びアミログルコシダーゼの相乗的及び拮抗的影響

Synergistic and Antagonistic Effects of α-Amylase and Amyloglucosidase on Starch Digestion

著者 (3件)： ZHANG Bin (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  DHITAL Sushil (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  GIDLEY Michael J. (Univ. Queensland, QLD, AUS)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 14  号： 6  ページ： 1945-1954  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トウモロコシ及びじゃがいも澱粉,アミログルコシダーゼ(エキソ作用),及びα-アミラーゼ(エンド作用)の3つの物理的形態をひな形として用い,エキソ作用酵素,又はエンド作用及びエキソ作用酵素の混合物による分解の速度論に及ぼす生体高分子の物理構造の影響を検討した。その結果,顆粒状の澱粉に関しては,グルコース産生において酵素間の相乗効果が見られたが,対照的に,エンド作用酵素及びエキソ作用酵素は,加熱澱粉の消化において拮抗作用を示した。アミログルコシダーゼによる消化効率は,ポリマ基質に比べて低分子量オリゴマ基質で低いことから,本研究で観察された拮抗性は,α-アミラーゼによる低分子量オリゴマの迅速な産生によるものと考えられた。また,低せん断条件下で加熱した膨潤顆粒ゴーストの消化速度は,顆粒ゴースト形成を阻止する高せん断条件下で加熱した澱粉よりも遅かった。さらに,高せん断条件下で加熱した澱粉が,用いた条件下で完全に消化されたのとは対照的に,顆粒ゴーストには酵素抵抗性のフラクションも存在した。

シソーラス用語： *α-アミラーゼ ,  *アミログルコシダーゼ ,  *相乗作用 ,  *拮抗作用 ,  *コーンスターチ ,  *じゃがいも澱粉 ,  *エキソグリコシダーゼ ,  *エンドグリコシダーゼ ,  生体高分子 ,  酵素反応速度論 ,  剪断 ,  オリゴマ ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： *澱粉消化性 ,  加熱変性

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (5件)： 澱粉 ,  消化 ,  アミラーゼ ,  アミログルコシダーゼ ,  拮抗