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J-GLOBAL ID：201302261548711404   整理番号：13A1321896

ディーゼルエンジン排気微粒子上の多環芳香族炭化水素のスパッタ中性質量分析による選択的検出

Selective detection of polyaromatic hydrocarbons on diesel exhaust particles using sputtered eutral mass spectrometry

著者 (4件)： SAKAMOTO Tetsuo (Kogakuin Univ., Tokyo, JPN) ,  OHISHI Kenji (Kogakuin Univ., Tokyo, JPN) ,  HAYASHI Shun-ichi (Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp., Chiba, JPN) ,  FUJII Masaaki (Tokyo Inst. Technol., Kanagawa, JPN)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 45  号： 8  ページ： 1309-1312  発行年： 2013年08月 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究で,n-アルカン類と多環芳香族炭化水素(PAHs)の混合物からPAHsの選択的検出システムを開発した。PAHsはπ共役系化合物であるので,PAHs分子がUV光を吸収し,レーザーイオン化システムのレーザー光波長を250nmに設定して利用するスパッタ中性質量分析(SNMS)中でイオン化される一方,n-アルカン類はUV光をほとんど吸収しないので,UVレーザーによって励起されない。その結果,例えば,n-アルカンとピレンの混合物からピレンをUVレーザーを利用するSNMSによって選択的に分析することができる。実際の試料としてディーゼルエンジン排気微粒子表面の多環芳香族炭化水素の分析に本法を適用した。PAHs(m/z=178と202)が観察されると同時に脂肪族フラグメントのピークが予期された通り抑制された。

シソーラス用語： *微粒子 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  *質量分析 ,  アルカン ,  選択性 ,  二次イオン質量分析 ,  共鳴多光子イオン化分光法
準シソーラス用語： *ディーゼル排気微粒子 ,  *SNMS【質量分析】 ,  レーザイオン化質量分析 ,  n-アルカン ,  REMPI

分類 (2件)： 有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  大気質調査測定一般  (SB03040I)

タイトルに関連する用語 (6件)： ディーゼルエンジン排気 ,  微粒子 ,  多環芳香族炭化水素 ,  スパッタ ,  中性 ,  質量分析