文献

J-GLOBAL ID：201302262382420330   整理番号：13A1542803

海洋深層水中で増殖するSpirulina maximaの免疫活性化作用の増強

Enhancement of Immune Activation Activities of Spirulina maxima Grown in Deep-Sea Water

著者 (3件)： CHOI Woon Yong (Kangwon National Univ., Chuncheon, KOR) ,  KANG Do Hyung (Korea Inst. of Ocean Sci. and Technol. (KIOST), Ansan, KOR) ,  LEE Hyeon Yong (Seowon Univ., Chungbuk, KOR)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 14  号： 6  ページ： 12205-12221 (WEB ONLY)  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海洋深層水(DSW)中で増殖する海藻Spirulina maximaの免疫調節および抗腫瘍活性を調べた。DSWで培養したS.maximaの抽出物は,濃度依存的に多様なヒト癌細胞の増殖を阻害するだけでなく,A549細胞におけるBcl2の発現を抑制し,本抽出物は癌細胞増殖の制御に重要な役割を果たしていると考えられた。ヒトB細胞からのサイトカインIL-6およびTNF-αの分泌も,普通の海水で増殖したものに比べて高まった。DSWからの抽出物存在下でヒトNK細胞の増殖(12.2104生存細胞/mL)は,対照(1.1×104生存細胞/mL)に比べて大きかった。HPLC分析に基づき,DSW抽出物の高い生物学的活性は,β-カロテンおよびアスコルビン酸の高含量によるものと考えられた。DSWは,細胞増殖の維持のみならず,β-カロテンおよびアスコルビン酸の生合成のための重要なミネラルを多く,そして良好な比率で含んでいた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *スピルリナ属 ,  *深層水 ,  培養 ,  *抗腫瘍作用 ,  腫瘍細胞 ,  増殖阻害 ,  A549細胞 ,  癌タンパク質 ,  インターロイキン6 ,  TNFα ,  細胞分泌 ,  NK細胞 ,  含有量 ,  無機質 ,  免疫反応 ,  生物活性 ,  カロチノイド ,  ラクトン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  水溶性ビタミン
準シソーラス用語： BCL-2 ,  *Spirulina maxima ,  抽出物 ,  *免疫調節活性 ,  免疫活性化 ,  免疫活性

分類 (2件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (2件)： β-カロチン ,  アスコルビン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 海洋深層水 ,  増殖 ,  Spirulina ,  免疫 ,  活性化作用 ,  増強