文献
J-GLOBAL ID:201302262571095628   整理番号:13A1055938

イネ生態系におけるカドミウム汚染及びそのリスク管理

Cadmium Contamination and Its Risk Management in Rice Ecosystems
著者 (10件):
資料名:
巻: 119  ページ: 183-273  発行年: 2013年 
JST資料番号: W2368A  ISSN: 0065-2113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カドミウム(Cd)は,様々な地球起源的及び人為起源的活動を通して,食物連鎖に到達する主要な重金属の1つとして認識されてきた。日本,バングラデシュ,インドネシア及び朝鮮を含む多くの東アジア及び南アジア諸国で,イネ(Oryza sativa L.)生態系へのCd蓄積及びヒトの食物連鎖へのその後の移動は,大きな環境的課題である。これらの国々のイネの土壌は,肥料及び堆厩肥の利用,鉱山尾鉱及び精錬工場に由来するCd蓄積による影響を受けてきた。ヒトの体内へのCdの過剰摂取は,イタイイタイ病のような重大な疾患を引き起こし,ヒトの健康に有害である。食物の安全性を確実にするため,主要農作物中のCd濃度は基準値以下である必要がある。多くのアジア諸国において人々のCd摂取の34~50%が米からであるため,このことはとりわけイネに当てはまる。従って,Cdに汚染されたイネ土壌のための浄化方法開発が,食物の安全性を確保する上で急務となっている。この章では,イネ生態系におけるCdの様々な源に関する概要を示し,さらに微生物,植物,動物及びヒトを含む生物に対するCdのバイオアベイラビリティを調節する生物地球化学的プロセスを紹介する。イネ生態系中のCdを取り扱うことに関係する複雑性は,Cd源,現地の特徴及び水管理戦略の性質によって増幅される。この複雑性のため,著者らは浄化技術の組合せを採用した「統合的な」手法を詳述しようと試みた。これは,経済的及び技術的に実行可能な方法を確保するためである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  生態系  ,  カドミウムとその化合物 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る