抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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印刷が発明された時の,教訓を参考にし,インターネットによって,どのような文化変容が生じるかを予測することを試みた。その結果,1)インターネットが社会にどのような影響を及ぼすかは,数10年たたないと分からない。印刷の影響は,印刷機の発明後,100年を経て,やっと明らかになった,2)ポジティブな影響は可能であるが,正しい条件がそろわなければ文化的変容は実現されない。例えば,政府規制を最小限にすることなど(中国,韓国では,印刷術を政府規制のもとに置いたため,ヨーロッパのような文化的変容波起きなかった),3)予期せぬ帰結の効果が支配的であるから,インターネット政策は,適応的である必要がある。例えば,電話線でインターネットを使えるようにした連邦通信委員会の決定が,適応的政策の例として挙げた。