抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大型舶用の推進装置には,10~14気筒,80MW(10万馬力)のディーゼル機関が主流となっており,機関の大型化,ストロークの長尺化により,機関効率は約50%と高い。現在,低CO2,並びに低NOx,SOx,PMを図ったグリーン化が研究されている。これらのエンジンでは,噴射器内部の非定常キャビテーションを伴う,霧化技術が採用されている。NOx低減対策には尿素SCRが有力な手段として採用され,その中では固気液混相流が存在する。SCRにはハニカム構造触媒が採用されている。触媒がPM(粒子状物質)の付着により効率が低下する現象の対策として,スートブローを行い,性能回復させることが行われる。本稿では,著者らの研究により,スートブローにより,瞬間的に圧損が急減し,PMを一部除去できることを確認した実験結果を紹介する。