文献

J-GLOBAL ID：201302263427984104   整理番号：13A0511806

住民主体のバス運営が非受益地域市民の公正感と支払意志額に及ぼす影響

NON-BENEFICIARY CITIZENS’ FAIR NESS PERCEPTION AND WTP: IMPACTS OF RESIDENT GOVERNED ORGANIZATION IN BUS OPERATION

著者 (4件)： 川端光昭 (長岡技術科学大学大学院 工学研究科) ,  佐野可寸志 (長岡技術科学大学 環境・建設系) ,  土屋哲 (長岡技術科学大学 環境・建設系) ,  松本昌二 (長岡技術科学大学名誉教授)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 67  号： 5  ページ： 67.I.69-67.I.78 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： いわゆるコミュニティバスのような地域交通を確保するために,バス運営に地域住民が積極的に関与する取り組みが活発になっている。しかし,コミュニティバスは独立採算性に乏しく,運営経費の大部分を市民の租税で補填していることが多い。そのため,当該バスサービスの直接的利得を受けない市民(非受益地域市民)の合意形成を図ることが不可欠であると考える。そこで本稿では,住民主体のバス運営が,1)非受益地域市民の公正感を醸成し,2)公正感の醸成により支払意志額を高め得る,と理論仮説を措定し,この仮説を検証するために仮想市場法(CVM)を援用した心理実験を行った。心理実験は自治体主体と住民主体の2つのシナリオを用意し,それぞれ異なる被験者に回答を依頼した。その結果,本稿の仮説を支持する結果が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *路線バス ,  *住民 ,  思考 ,  評価基準 ,  心理テスト ,  公共輸送 ,  新潟県 ,  *公平性 ,  住民参加
準シソーラス用語： CVM ,  *コミュニティバス ,  仮想市場法 ,  公共交通サービス ,  合意形成 ,  *支払意思額 ,  *地域住民 ,  長岡市

分類 (1件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O)

タイトルに関連する用語 (6件)： 住民主体 ,  バス ,  運営 ,  地域 ,  市民 ,  支払意志額