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J-GLOBAL ID：201302263486854826   整理番号：13A1822404

海色アルゴリズムの現状について

著者 (1件)： 笹岡晃征 (海洋研究開発機構)
資料名： 写真測量とリモートセンシング  (Journal of the Japan Society of Photogrammetry and Remote Sensing)
巻： 52  号： 5  ページ： 243-246  発行年： 2013年11月08日 
JST資料番号： G0203A  ISSN： 0285-5844  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海色リモートセンシングの現状について,アルゴリズム開発の歴史,現在用いられている代表的な標準アルゴリズムを紹介し,問題点や今後の検討課題について報告した。海色センサーは,受光した幾つかの波長の輝度値から,海水中の様々な物質の濃度を算出する水中生物光学アルゴリズムを使用している。海中への入射光の一部は海中から再び射出する。この射出して大気を透過した光が海色センサーで観測される。外洋域におけるクロロフィル-aの濃度の測定に関しては,推定精度の向上が図られ,ほぼ確立したと言えるが,沿岸域の推定精度はまだ良くない。

シソーラス用語： *色 ,  *リモートセンシング ,  アルゴリズム ,  波長 ,  輝度 ,  *海水 ,  センサ ,  クロロフィルa ,  濃度 ,  *植物プランクトン ,  *海色 ,  クロロフィル含量
準シソーラス用語： クロロフィル濃度

分類 (2件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  海水の物理的性質  (DC06020V)

引用文献 (10件)：

• 1) Clark, G.L., G.C. Ewing, and C.J. Lorenzen, 1970, Spectra of backscattered light from the sea obtained from aircraft as a measure of chlorophyll concentration, Science, 167, pp. 1119-1121.
• 2) Gordon, H.R., D.K. Clark, J.W. Brown, O.B. Brown, R.H. Evans, and W.W. Broenkow, 1983, Phytoplankton pigment concentrations in the Middle Atlantic Bight : Comparison of ship determinations and CZCS estimates, Appl. Opt., 22, pp. 20-36.
• 3) Gordon, H.R. and M. Wang, 1994, Retrieval of water-leaving radiance and aerosol optical thickness over the oceans with SeaWiFS : a preliminary algorithm, Appl. Opt., 33, pp. 443-452.
• 4) Hooker, S.B., W.E. Esaias, G.C. Feldman, W.W. Gregg, and C.R. McClain, 1992, An overview of SeaWiFS and ocean color, NASA Tech, Memo. 104566, vol. 1, 24pp.
• 5) Kishino, M., T. Ishimaru, K. Furuya, T. Oishi and K. Kawasaki, 1998, In-Water Algorithms for ADEOS/OCTS, J. Oceanogr., 54, pp. 431-436.

タイトルに関連する用語 (3件)： 海色 ,  アルゴリズム ,  現状