文献

J-GLOBAL ID：201302263604199978   整理番号：13A0035289

駆動系を活用したSteer-by-Wireの耐故障制御系設計

Design of Fault Tolerant Control System for Steer-by-Wire Depending on Drive System

著者 (2件)： 伊藤章 (デンソー) ,  早川義一 (名古屋大 大学院工学研究科)
資料名： 計測自動制御学会論文集  (Transactions of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 48  号： 12  ページ： 872-881  発行年： 2012年12月31日 
JST資料番号： S0104A  ISSN： 0453-4654  CODEN： KJSRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車のあり方を根本的に変える技術としてX-by-Wireに注目が集まっているが,故障時の安全性確保に対する課題が多い。複数のセンサ,アクチュエータを使い冗長系を構成することにより安全性を確保しており,コストが高いことが普及を抑えている。本稿では,Steer-by-Wireの安全設計において新たなアクチュエータを追加せず,駆動系を活用した耐故障制御系の設計法を提案する。故障検出やコントローラの切り替えを必要とせず,目標値と出力の偏差に応じて駆動系による補償が行われるため,迅速に制御を回復させることが可能である。

シソーラス用語： *操舵装置 ,  *フォールトトレランス ,  *駆動方式 ,  安全設計 ,  補償装置 ,  故障検出 ,  冗長システム ,  *障害回復 ,  製品設計 ,  自動車
準シソーラス用語： *自動車設計

分類 (1件)： 走行装置  (QG03040V)

引用文献 (13件)：

• 安藤. 電気自動車の後輪独立制駆動力配分とアクティブ前後輪操舵を用いたヨーレート制御法. 平成21年電気学会自動車研究会. 2009, 41-46
• CESIEL, D. Development of a Steer-by-Wire System for the GM Sequel. SAE World Congress, 2006. 2006
• VERSCHUREN, R. M. A. F. Design of a Steer-by-Wire Prototype. SAE World Congress, 2006. 2006
• YOSHIMURA, K. Cost-Effective and Fault Tolerant Vehicle Control Architecture for X-by-Wire Systems (Part1 : Architecture Design Based on the Concept of Autonomous Decentralized Systems). SAE World Congress, 2005. 2005
• SAKURAI, K. Cost-Effective and Fault Tolerant Vehicle Control Architecture for X-by-Wire Systems (Part2 : Implementation Design). SAE World Congress, 2005. 2005

タイトルに関連する用語 (3件)： 駆動系 ,  活用 ,  制御系設計