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J-GLOBAL ID：201302263633739850   整理番号：13A0759978

「光取り出し効率」を向上させるマテリアル 有機ELの白色化手法と光取り出し効率向上

著者 (2件)： 谷垣宣孝 (産業技術総合研 ユビキタスエネルギー研究部門) ,  石堂能成 (産業技術総合研 ユビキタスエネルギー研究部門)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 12  号： 11  ページ： 26-28  発行年： 2013年02月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有機EL素子の光取り出し向上技術と白色化技術について紹介した。有機EL素子の内部量子効率は100%近くまで向上し,外部量子効率を上げるには光取出し効率の向上が課題となる。光取り出し効率が向上のための,放射モード増大技術と,基板モード,薄膜モードおよび表面プラズモンなどの閉じ込めモードの放射モードの変換技術を示した。光取出し効率のさらなる向上の鍵は,垂直配向の双極子放射が囚われる表面プラズモンの取り出しであるとした。白色化のための,2色,もくは,3色で発光する材料を組合せ用いる方法,高分子材料への色素ドープ,高分子材料の混合膜,積層によるエキサイプレックス形成などの白色で発光する材料を用いる方法を示した。

シソーラス用語： *発光ダイオード ,  閉込め ,  白色光 ,  導波モード ,  表面プラズモン ,  双極放射 ,  材料
準シソーラス用語： *有機EL素子 ,  光取出し効率 ,  光閉込め ,  放射モード ,  双極子放射 ,  高分子材料

分類 (1件)： 発光素子  (NC03082G)

引用文献 (25件)：

• 1)三上明義,応用物理,80(4),277(2011)
• 2)小田敦"有機ELハンドブック",城戸淳二,リアライズ理工センター,(2004),203
• 3) D. Yokoyama, J. Mater. Chem., 21, 19187 (2011)
• 4) S. Reineke, F. Lindner, G. Schwartz, N. Seidler, K. Walzer, B. Liissem, K. Leo, Nature, 459, 234 (2009)
• 5) C. F. Madigan, M.-H. Lu, J. C. Sturm, Appl. Phys. Lett., 76, 1650 (2000)

タイトルに関連する用語 (5件)： 光取り出し効率 ,  マテ ,  有機EL ,  白色化 ,  手法