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J-GLOBAL ID:201302264003438084   整理番号:13A0614224

現象を科学的に説明する能力を高める学習指導法の研究-定型文の活用とその効果-

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資料名:
巻: 37  号:ページ: 30-37  発行年: 2013年03月10日 
JST資料番号: L3340A  ISSN: 0386-4553  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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先行研究で検討された結果や考察を定型文で書かせる指導方法を踏まえながら,理科学習に記述指導を取り入れることが,「現象を科学的に説明する」能力の育成に効果が見られるかを調査した。調査は,小学校5年生A組28名とB組29名を対象に2010年4~12月に実施した。「記述指導を行った授業」とその効果の「検証授業1」と「検証授業2」を実施した。記述指導を行った授業は,検証授業1の前,検証授業1と検証授業2の間の2回行った。1回目の授業では記述指導をA組にのみ行い,B組には行わない。2回目の授業では記述指導を,両組に行った。両群の等質性,ワークシートの記述,授業実施後の質問紙調査の結果とその分析について述べた。結果からは,検証授業の考察時の記述では科学的に説明できる児童を育成するまでには至らなかったものの,定型文を使い,記述指導を行うことは,PISA2006年調査で示された問題にある科学的に説明する能力の育成に効果があると考えられた。
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分類 (1件):
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科学技術教育 
引用文献 (7件):
  • 国立教育政策研究所. PISA2006年調査評価の枠組み-OECD生徒の学習到達度調査. 2007
  • 国立教育政策研究所. 平成15年度小・中学校教育課程実施状況調査結果の概要及び教科別分析. 2005
  • 隈元修一. 児童・生徒の科学的記述を育成するための学習指導法開発 (2). 宮崎大学教育文化学部附属教育実践総合センター研究紀要. 2008, 16, 1-10
  • 平賀伸夫. 科学的表現力の育成をねらいとした実験レポート作成に関する指導. 愛知教育大学研究報告, 教育科学編. 2004, 53, 115-122
  • 松原静郎. 表現力育成の意義とその効果 中等化学教育における個人実験を通しての科学的表現力育成に関する調査研究. 1997
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