抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マグネシウム合金の機械的性質を向上させる手段として結晶粒微細化の導入を選定しその手段として粉末冶金法を適用した。特に,粉末冶金法においてはマグネシウムのような難焼結性材料粉末の焼結に適したパルス通電加熱法を用いた。Mg粉末にAlとZnの粉末をそれぞれあるいは一緒に0.1~1.5mass%添加したものを混合した後,パルス通電加熱装置を用い,圧力:10および50MPa,加熱温度:823および873K,保持時間:180,600および1800sの条件で焼結した。雰囲気は減圧(2Pa程度)とした。得た焼結体について曲げ試験を実施した。破面近傍の金属組織観察も実施した。これらの実験から,粉末冶金法で調製したMg合金は合金元素の微量添加にかかわらずAZ91合金(9%Al,1Zn)の鋳放し材と同等の曲げ強さおよびそれ以上の伸びを示すことを見出した。