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J-GLOBAL ID：201302264482941240   整理番号：13A1763694

芳香族系ポリイミドスルホン酸の合成と溶媒溶解性と膨潤挙動に関する共重合構造の効果

Synthesis of Sulfonated Polyimides and Effect of Their Solvent Solubility and Swelling Behavior on Copolymer Structures

著者 (3件)： 那須野七星 (福井大学大学院工学研究科) ,  庄司英一 (福井大学大学院工学研究科) ,  畑下昌範 (若狭湾エネルギー研究センター)
資料名： 高分子論文集  (Japanese Journal of Polymer Science and Technology)
巻： 70  号： 6  ページ： 282-288 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： G0122A  ISSN： 0386-2186  CODEN： KBRBA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： テトラカルボン酸無水物,二官能イオン性モノマーとして4,4′ジフェニルエーテル系スルホン酸モノマーと二官能非イオン性芳香族モノマーとして各種芳香族ジアミンモノマーを用いて,芳香族系ポリイミドスルホン酸の合成を行い,溶媒溶解性とアルカリ性に対する溶解挙動を調べた.モノマーの構造により,m-クレゾール,DMSO,NMP,DMFへの溶解挙動に大きな差が出た.モノマーの対称,非対称構造は溶媒溶解挙動に影響した.アルカリ水溶液への膨潤・溶解挙動は,二官能非イオン性芳香族モノマーによる共重合構造が大きく影響するが,六員環系の芳香族ポリイミドの加水分解性にも関係した静電的イオン遮蔽効果により考察した.(著者抄録)

シソーラス用語： *芳香族ポリイミド ,  *スルホン酸 ,  ジアミン ,  重縮合 ,  高分子電解質 ,  膨潤 ,  溶解度 ,  溶解度パラメータ ,  加水分解 ,  静電相互作用 ,  溶媒効果 ,  水溶性 ,  水溶性高分子 ,  塩基性 ,  可溶性 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  脂肪族化合物 ,  スルホキシド ,  溶解性
準シソーラス用語： アルカリ水溶液

分類 (2件)： 重縮合  (CG04050Z) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

物質索引 (9件)： DMF ,  DMSO ,  m-クレゾール ,  NMP ,  ナフタレンテトラカルボン酸無水物 ,  ODA ,  2,2′-オキシビス(5-アミノベンゼンスルホン酸) ,  3,3′-スルホニルビス(1,4-フェニレンオキシ)ビス(ベンゼンアミン) ,  4,4′-スルホニルビス(1,4-フェニレンオキシ)ビス(ベンゼンアミン)

引用文献 (32件)：

• 1) Z. Chen, T. I. Um, and H. Bart-Smith, Sens. Actuators, A, 168, 131 (2011).
• 2) X.-L. Wang, I.-K. Oh, and S. Lee, Sens. Actuators, B, 150, 57 (2010).
• 3) J.-H. Jeon, S.-P. Kang, S. Lee, and I.-K. Oh, Sens. Actuators, B, 143, 357 (2009).
• 4) X.-L. Wang, I.-K. Oh, and L. Xu, Sens. Actuators, B, 145, 635 (2010).
• 5) 伊保内賢, “エンジニアリングプラスチック活用ノート”, 工業調査会 (1990), pp. 58–67.

タイトルに関連する用語 (6件)： 芳香族系ポリイミド ,  スルホン酸 ,  溶媒溶解性 ,  膨潤 ,  挙動 ,  共重合