抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人里へのツキノワグマの出没を予測する資料とするため,2012年のブナの豊凶を検討した。調査日,調査地点などの6項目に関しアンケート調査を実施した。44名からアンケートの回答を得た。回答があった林分は日本の大部分の地域をカバーしていた。26%の林分では結実が認められたが,74%では認められなかった。桑谷林分を除く北陸地方の調査林分は結実率0であった。地域による結実した林分と結実しなかった林分の割合に有意差はなかった。また,富山県および各地域のブナ林調査の結果では北海道では凶作,白神山地では水不足で花が落ち,岩手ではほぼ壊滅状態,秋田ではすべての場所で凶作であった。他にも結実が少ないとの報告が多数であった。