抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
化学反応動力学の理解には,運動量ゼロの極限で正しい記述を与える福井謙一による極限反応経路(IRC)だけでは十分ではなく,運動量有限の状況で化学反応動力学の過程を正しく把持できる方法論が必要である。実際にnon-IRC反応と呼ばれるIRCに沿わない反応も種々の系で発見されている。本発表では,Stationary Lagrangian Coherent Structureにより後者の動力学を加味した新しい反応経路の概念を提案し,いくつかの系で検証する。(著者抄録)