抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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吸着したアンモニアからの水素の酸化的引き抜きは選択触媒還元(SCR)の第一段階であり,MnO
x面上のNH
3の吸着がNH
3によるSCRの機構で重要な役割を果たした。Mn
2O
3(222),Mn
3O
4(211)およびMnO
2(110)面上へのNH
3の吸着を密度汎関数(DFT)法で調べた。Mn
2O
3(222)およびMn
3O
4(211)面は,より負の吸着エネルギー値をもち,NH
3分子に対する有利な吸着サイトになる傾向がある。さらに,より短いMn-N結合はNH
3の吸着がMn
2O
3(222)およびMn
3O
4(211)面上で容易に起きることを示している。アンモニアの昇温脱着(NH
3-TPD)の性能によれば,Mn
2O
3およびMn
3O
4はかなり高い脱着NH
3量を示し,これはDFTの研究とよく一致している。一方,433K以下のNO変換に対するMn
2O
3およびMn
3O
4のNH
3-SCR性能はMnO
2よりも高かった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.