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J-GLOBAL ID:201302265026806486   整理番号:13A0826991

フランスの味覚教育の現状と課題-現地調査から-

著者 (3件):
資料名:
号: 13  ページ: 135-144  発行年: 2013年03月31日 
JST資料番号: L5783A  ISSN: 1346-4604  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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フランスにおける味覚教育の実態について,味覚教育発祥の地を中心に現地調査し,明らかにすることを試みた。その結果は以下のようにまとめられる。(1)フランスでは,小学校やレストラン,農家などで,1974年にジャック・ピュイゼ氏によって考案された「ピュイゼ・メソッド」に沿って味覚教育が行われている。しかし,小学校ではカリキュラムの余裕がないことや費用負担の問題,レストランでは味覚教育についてのシェフ間の交流不足,農家では金銭面での困難さなどが問題となっている。(2)一部の畜産農家が,幼稚園児や小学生などを対象に教育ファームを実践している。そこでは家畜の世話を通じて子ども達に食べ物や命の意味を考えさせ,五感を通じて環境を理解するための教育を行っている。(3)小学校の多くは「味覚週間」に味覚のレッスンを実施している。地区住民の協力を得て教室にお菓子,果物,パン,チョコレートなどのアトリエを設け,子ども達の食に対する感性を磨く教育を行っている。(4)レストランを利用した味覚のレッスンも実践されている。近隣の子ども達をレストランに招き,レストランのオーナーの意向で味覚を磨く様々な教育が展開されている。(5)フランスでも食生活が変化しつつあり,自国の食文化を守り継承するには,味覚教育はこれからも重要視されるであろう。(著者抄録)
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分類 (1件):
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食品一般 
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