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J-GLOBAL ID：201302265976111913   整理番号：13A0542003

小規模であるが,効率的ライブラリーの使用による熱安定セルラーゼを生産する先端的進化分子工学

Advanced evolutionary molecular engineering to produce thermostable cellulase by using a small but efficient library

著者 (3件)： ITO Y. (Toyota Central R&D Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  IKEUCHI A. (Toyota Central R&D Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  IMAMURA C. (Toyota Central R&D Lab., Inc., Aichi, JPN)
資料名： Protein Engineering Design & Selection  (Protein Engineering Design & Selection)
巻： 26  号： 1-2  ページ： 73-79  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： T0854A  ISSN： 1741-0126  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 先端的進化分子工学法を用いて,中温性菌類Phanerochaete chrysosporium由来のセロビオヒドロラーゼIIの熱安定セルラーゼ変異体の構築を研究した。データベースにおける好熱性菌類セルラーゼCBH2のアミノ酸配列を用いて,中温性菌類セルラーゼPcCBH2に適用し,高頻度で発生する有利な変異を同定し,次いで野生型配列にこれらの有利な変異を蓄積し,熱安定性が改良された変異体を生産した。この共通変異を持つPcCBH2変異体を熱安定性の進化促進に有利な無細胞翻訳系により取得した。これらのPcCBH2変異体の熱安定性は,野生型PcCBH2と比較して50°C/72hの条件下でさえも十分なセルラーゼ活性を保持した。特に,最も安定な変異体Mall4はこの研究で見い出した15の有利な変異を全て保持した。採用した進化法は新しいまたは酵素活性改良の研究に洞察を提供した。

シソーラス用語： *Phanerochaete ,  セロビオヒドロラーゼ ,  *セルラーゼ ,  アミノ酸配列 ,  アミノ酸残基 ,  熱安定性 ,  *遺伝子操作 ,  突然変異体 ,  酵素活性度 ,  ヌクレオチド配列 ,  部位特異的変異誘発 ,  触媒活性 ,  分子モデル
準シソーラス用語： *Phanerochaete chrysosporium ,  セロビオヒドロラーゼII ,  共通配列 ,  進化分子工学

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  遺伝子操作  (EC02050B) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

タイトルに関連する用語 (3件)： ライブラリー ,  セルラーゼ ,  進化分子工学