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J-GLOBAL ID：201302266012447323   整理番号：13A0779290

南北太平洋貧栄養海域における易分解性溶存有機態リンの空間分布

著者 (8件)： 櫻庭涼輔 (東京海洋大) ,  橋濱史典 (海洋大 院) ,  諏訪修平 (海洋大 院) ,  神田穣太 (海洋大 院) ,  齊藤宏明 (水研セ 東北水研) ,  津田敦 (東大 大気海洋研) ,  児玉武稔 (東大 大学院) ,  佐藤光秀 (東大 大学院)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2013  号： 春季  ページ： 133  発行年： 2013年03月11日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 貧栄養海域における易分解性溶存有機態リン(LDOP)の空間分布および生物利用の可能性を評価するために,南北太平洋亜熱帯域において現場観測を実施した。全域における表層混合層内のLDOP濃度は<3-50nMの範囲で変動しており,特に西部北太平洋ではLDOPが枯渇レベルで推移していた(5±5nM)。西部北太平洋では,他の海域に比べてリン酸塩も枯渇しており(6±7nM),アルカリフォスファターゼ(AP)活性が顕著に高かった。西部北太平洋のようなリン酸塩枯渇海域では,LDOPが有機物生産におけるリン源として重要な役割を果たしていることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *太平洋 ,  微量分析 ,  *リン酸塩 ,  *生物生産 ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  吸光分光分析 ,  鉛直分布
準シソーラス用語： 貧栄養 ,  有機リン

分類 (1件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 北太平洋 ,  貧栄養 ,  海域 ,  分解性 ,  有機態リン ,  空間分布