抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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窒素及びケイ酸地力の低い圃場で水稲の植付け深が窒素およびケイ酸の吸収に及ぼす影響を検討した。処理区は窒素無施用(N0区),N3gm
-1(N3区),N6gm
-1(N6区)の3処理区とし,それぞれの区に2cm(浅植え),4cm(標準),8cm(深植え)で水稲を植付けた。茎数および穂数はいずれの処理区も植付け深が浅い方が増加する傾向であった。収量は窒素施用量が多いほど増加する傾向にあった。N0区,N3区では植付け深が浅い方が増加する傾向であったが,N6区では4cm>2cm>8cmとなった。窒素吸収量およびケイ酸吸収量は,N0区,N3区とも植付け深が浅い方が増加する傾向であり,茎数の増加に伴い根量が増加するためと推察された。N6区では4cm>2cm>8cmとなった。4cm>2cmとなったのは生育過剰による後期凋落が考えられた。