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J-GLOBAL ID:201302267574538247   整理番号:13A0960180

使い終ったコーヒー粉末の価値向上の手段としてのFT-NIR分光法:抗酸化能評価への応用

FT-NIR spectroscopy as a tool for valorization of spent coffee grounds: Application to assessment of antioxidant properties
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 579-586  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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使い終ったコーヒー粉末(SCG)は,毎年世界中で生産される価値ある残渣である。この副産物は,例えば抗酸化能が認められているクロロゲン酸およびフラボノイドのような生理活性化合物を高レベルで含んでいる。エネルギー生産への利用の前に,これら化合物を回収することは,食品にそれらをさらに配合できるので,興味深い価値向上のアプローチである。SCGの抗酸化能を評価する方法と総フェノール類とフラボノイド類高含量のSCG試料を識別する迅速,清潔で信頼できる技術が求められる。本研究では,フーリエ変換近赤外(FT-NIR)分光法を用いていくつかのSCG試料(n=101)の抗酸化能,総フェノール類および総フラボノイド含量を測定した。SCGの抗酸化能は,可溶性及び不溶性抗酸化画分を測定する直接法とSCGのエタノール抽出物に存在する抗酸化物を評価する間接法を用いてABTS試験により測定した。FT-NIRスペクトルは,PLSモデリングを用いて総フラボノイド,総フェノール類含量および抗酸化能に対して較正された。スペクトル波長選択および潜在的な変数を最も低い二乗平均平方根誤差に関して最適化した。すべてのPLSモデルの結果は,独立した試験セットにおいて,SCGsの抗酸化能,SCGエタノール抽出物の抗酸化能および総フラボノイドおよび総フェノール類含量に対して,それぞれR20.93,0.96,0.95および0.95のよい直線性を示した。結果は,NIR分光法がSCGにおけるこれらのパラメータの日常的評価のための有望な技術であり,面倒な抽出を含む化学的方法に代わり発展する有利な選択肢であることを確認した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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アルカロイドし好飲料  ,  食品の分析 
物質索引 (1件):
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