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J-GLOBAL ID：201302268364649034   整理番号：13A0741892

Au(111)表面でのヘテロレプティックな2,3-ナフタロシアニナトフタロシアニナトTb(III)ダブルデッカー錯体の集合体で観察されるKondoピークの変化

Variation of Kondo Peak Observed in the Assembly of Heteroleptic 2,3-Naphthalocyaninato Phthalocyaninato Tb(III) Double-Decker Complex on Au(111)

著者 (10件)： KOMEDA Tadahiro (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KOMEDA Tadahiro (JST-CREST, Saitama, JPN) ,  ISSHIKI Hironari (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  LIU Jie (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KATOH Keiichi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KATOH Keiichi (JST-CREST, Saitama, JPN) ,  SHIRAKATA Minoru (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  BREEDLOVE Brian K. (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  YAMASHITA Masahiro (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  YAMASHITA Masahiro (JST-CREST, Saitama, JPN)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 7  号： 2  ページ： 1092-1099  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘテロレプティックなダブルデッカー錯体TbNPcPc(NPc=ナフタロシアニナト,Pc=フタロシアニナト)2,3-Tb(III)を合成し,その構造とスピン特性について低温走査トンネル顕微鏡によって研究した。この錯体では,2個の異なる配位子が配位子内の1/2スピンπラジカルによってTb(III)イオンを挟み込む。Au(111)表面での光吸収の際にこの錯体のどちらの面が基板に接触するかによって,Pc-アップとNPc-アップの2種類の吸着配置が出現する。Pc-アップ分子とNPc-アップ分子の混合物は偏析によってNPc-アップ分子のみから成る1次元鎖,Pc-アップとNPc-アップ分子が交互に配置された2次元膜などの分子集合体を形成する。Pc-アップとNPc-アップ分子はそれらが互いに他の分子から隔離された場合にKondo共鳴が観察されるが,それらのKondo温度は異なる。

シソーラス用語： *フタロシアニン錯体 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  *テルビウム錯体 ,  *金 ,  吸着 ,  *分子集合体 ,  共鳴 ,  *Kondo効果 ,  スペクトロスコピー ,  磁石 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： Kondo温度 ,  Kondo共鳴 ,  走査型トンネル分光法 ,  単一分子磁石

分類 (2件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  有機化合物の電気伝導  (BM03045F)

物質索引 (2件)： 2,3-ナフタロシアニン ,  フタロシアニン

タイトルに関連する用語 (6件)： Au ,  Tb ,  ダブルデッカー ,  錯体 ,  集合体 ,  観察