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J-GLOBAL ID：201302268516207768   整理番号：13A0092625

柱にSTKR材を用いた既存鋼構造骨組の柱梁耐力比の実状と既往の補強方法に関する調査

著者 (4件)： 長谷川隆 (建築研) ,  園田正雄 (日鐵住金建材) ,  中野達也 (宇都宮大 大学院) ,  聲高裕治 (京大 大学院)
資料名： 鋼構造論文集  (Steel Construction Engineering)
巻： 19  号： 76  ページ： 71-85  発行年： 2012年12月26日 
JST資料番号： L5269A  ISSN： 1880-9928  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2007年の法令改正に伴って柱梁耐力比の規定を満足しておらず既存不適格となる可能性が高い柱にSTKR材を用いた鋼構造骨組みを対象として,許容応力度等計算の枠組みの中で既存不適格を解消する補強方法の提案および設計法の構築を目指した。そのために,設計資料に基いて柱梁耐力比を調査し,既存の補強方法を整理・分析した。結果,柱梁耐力比を増大できる補強方法として,柱の曲げ耐力を増大させるものが推奨されるものと考え,その方法として鋼板補強,山形鋼補強,鋼板とPC鋼棒による補強,根巻き補強があることを示した。

シソーラス用語： *角形鋼管 ,  *柱 ,  *骨組構造 ,  梁 ,  *耐荷力 ,  比率 ,  *耐震補強 ,  *実態調査 ,  建築基準法 ,  柱脚 ,  応力分布 ,  柱梁接合部 ,  アスペクト比 ,  曲げ強さ ,  塑性歪 ,  斜め部材 ,  鋼板 ,  PC鋼材 ,  補強部材 ,  低層建築 ,  鋼構造 ,  設計データ
準シソーラス用語： STKR材 ,  ハンチ

分類 (1件)： 金属構造  (RA04050W)

引用文献 (38件)：

• [1] 2007年版建築物の構造関係技術基準解説書, 2007.8
• [2] 2008年版冷間成形角形鋼管設計・施工マニュア 丿レ, 2008.12
• [3] 建設省住宅局建築指導課,日本鋼構造協会,日本 建築防災協会:既存鉄骨造骨組の耐震改修施工マ ニュアル《改訂版》,2007.10
• [4] 日下彰宏,福元敏之,佐伯俊夫,宇田川邦明,福 田俊文,森田耕次,高梨晃一:露出型柱脚の耐震 補強とその効果(その1,その2),日本建築学会 大会学術講演梗概集,C-1構造III, pp.481-484, 1997.9
• [5] 吉田宏一,国弘仁,大迫勝彦,前田厚雄,中村洋行, 武居泰,蓮田常雄;線路上空建物の鉄骨柱脚の耐 震補強に関する研究(その1~その3),日本建築 学会大会学術講演梗概集,C-1構1造III, pp.537- 542, 1998.9

タイトルに関連する用語 (7件)： 柱 ,  STKR材 ,  鋼構造 ,  骨組 ,  柱梁耐力比 ,  補強 ,  調査