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J-GLOBAL ID：201302268876834305   整理番号：13A1119254

スギ下刈り省力試験地の成長調査

著者 (3件)： 宮里学 (鹿児島県森林技術総合セ) ,  森田慎一 (鹿児島県森林技術総合セ) ,  東正志 (鹿児島県森林技術総合セ)
資料名： 鹿児島県森林技術総合センター研究報告  (Bulletin of the Kagoshima Prefectural Forestry Technology Center)
号： 16  ページ： 25-28  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： Y0608A  ISSN： 1883-017X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人工林造成において,下刈りは特に労力を要する作業であり,その費用の低コスト化が造林推進における重要課題となっている。鹿児島県では,下刈りの省略,もしくは期間短縮による低コスト化を図るため,初期成長に優れた品種の導入,大苗植栽,施肥などの効果について検討している。今回は初期成長に優れた品種の大苗植栽を用いて,スギ下刈り省力試験地の成長調査を実施した結果を報告した。調査は,全植栽木を対象に,樹高,胸高直径,根元曲がり,幹曲がり,被圧木等の発生状況を調査した。スギ下刈り省力試験地の成長調査の結果,健全な林分を育成するには下刈りが重要であることが明らかとなった。省力化施業を検討する上で,無下刈りよりも下刈り回数の低減が妥当であると考えられた。

シソーラス用語： *スギ ,  *下刈り ,  *植物成長 ,  樹木 ,  人工林 ,  *造林 ,  樹高 ,  胸高直径 ,  苗木 ,  省力化
準シソーラス用語： *樹木成長 ,  植栽木 ,  *森林施業 ,  被圧木

分類 (2件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  造林一般  (FF03010A)

引用文献 (4件)：

• 独立行政法人森林総合研究所林木育種センター
• (1996)次代検定林調査要領,1-10.
• 鹿児島県(1990)鹿児島県地質図.
• 下園寿秋,上床眞哉,大迫恵(2009)下刈り省力によるスギ成長試験.九州森林研究62:80-83.

タイトルに関連する用語 (5件)： スギ ,  下刈り ,  試験 ,  成長 ,  調査