抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,マス類とアユの養殖における自発摂餌装置とその使用事例について紹介した。自発摂餌とは,魚の学習能力を利用して,魚が自らスイッチを入力することで餌を得るという給餌システムである。群馬県水産試験場では,安価な自発摂餌装置を使用して,マス類とアユの飼育試験を実施した。その結果,マス類とアユとも養殖現場で本装置の導入が可能であることが示され,同県内の養殖業者への普及が進められている。自発摂餌装置の導入は,給餌作業の省力化だけでなく,魚へのストレスが軽減され,生体防御が高まる可能性も示唆される。