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J-GLOBAL ID：201302269355955307   整理番号：13A1052135

コヒーレントX線回折が拓く新境地

Exploring Frontier in Microscopy by Coherent X-Ray Diffraction

著者 (1件)： 西野吉則 (北大 電子科研)
資料名： 光学  (Japanese Journal of Optics)
巻： 42  号： 6  ページ： 309-313  発行年： 2013年06月10日 
JST資料番号： G0125B  ISSN： 0389-6625  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： X線回折顕微鏡法は,反復的位相回復法でコヒーレント回折パターンから試料像を再生するイメージング技術である。コヒーレント回折パターンから,電子密度分布や結晶歪み分布も得ることができる。本論文では,コヒーレントX線回折法や反復的位相回復法などを紹介した。また,X線回折顕微鏡法の測定例として,バイオイメージングを述べた。さらに,タイコグラフィーやX線自由電子レーザの技術も紹介した。X線自由電子レーザの利用で高い空間分解能を達成できる。

シソーラス用語： 画像処理 ,  生体画像 ,  X線レーザ ,  自由電子レーザ ,  画像技術 ,  *コヒーレンス ,  空間分解能 ,  歪分布 ,  *X線回折 ,  密度分布 ,  電子密度 ,  *顕微鏡観察 ,  位相回復 ,  X線自由電子レーザ
準シソーラス用語： X線顕微鏡法 ,  コヒーレントX線回折 ,  タイコグラフィー ,  バイオイメージング ,  回折パターン

分類 (2件)： X線技術  (BA02060D) ,  X線回折法  (BK01020I)

引用文献 (18件)：

• 西野吉則. コヒーレントX線が明かす細胞の内部世界. パリティ. 2009, 24, 14-20
• 西野吉則. X線回折顕微法の原理. 放射光. 2006, 19, 3-14
• SAYRE, D. Some implications of a theorem due to Shannon. Acta Crystallogr. 1952, 5, 843
• MIAO, J. Extending the methodology of X-ray crystallography to allow imaging of micrometre-sized non-crystalline specimens. Nature. 1999, 400, 342-344
• ROBINSON, I. K. Reconstruction of the shapes of gold nanocrystals using coherent X-ray diffraction. Phys. Rev. Lett. 2001, 87, 195505

タイトルに関連する用語 (2件)： コヒーレント ,  X線回折