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J-GLOBAL ID:201302269392354976   整理番号:13A1060126

2型糖尿病患者の親族における中鎖飽和脂肪の多い食事の食後脂肪血症に対する影響

Effects of a meal rich in medium-chain saturated fat on postprandial lipemia in relatives of type 2 diabetics
著者 (6件):
資料名:
巻: 29  号: 7-8  ページ: 1000-1006  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: T0836A  ISSN: 0899-9007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:2型糖尿病患者とその親族(REL)は心血管疾患(CVD)に対するリスクが高い。食事の影響を受ける食後高トリグリセリド血症(PPL)は,CVDリスク因子とは無関係である。中鎖飽和脂肪酸(中鎖SFA)のRELにおけるPPLおよび遺伝子発現に対する影響はほとんど不明である。本研究は,対照者(CON)と比較した場合,中鎖SFAがRELにおいてPPL反応を増大する原因となり,血中インクレチン類やグレリン濃度,および筋肉および脂肪組織における遺伝子発現がRELとCONで異なるとする仮説の検証を目的とした。方法:REL17名とCON17名を対象に,中鎖SFAベースの高脂肪食(エネルギー量の79%を脂質)を摂取させた。トリグリセリド(TG),遊離脂肪酸,インスリン,グルカゴン様ペプチド1,グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチドおよびグレリンの血漿濃度を,食前および食後240分に測定した。筋肉および脂肪組織の生検は,試験開始前および食後に採取した。結果:食後RELにおいて,血漿TGの高い応答性(P=0.002)と,インスリン応答の高い傾向(P=0.100)を認めた。複数の遺伝子が,CONにおいて中鎖SFAの高脂肪食に反応し発現上昇したものの,RELでの発現上昇は認められなかった。結論:RELにおいて中鎖SFAの高脂肪食により,CONと比べPPL反応の増大が示された。この結果が,中鎖脂肪酸(MCT)のみを負荷した場合にも認められるか否かはまだ解明されていない。RELにおいて,高脂肪食摂取に伴う筋組織での遺伝子発現がCONとは異なる結果となった(脂肪組織での遺伝子発現に変化はなかった)。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食用油脂,マーガリン  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  遺伝子発現 

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