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J-GLOBAL ID：201302270005115584   整理番号：13A1741273

GABAは局所性Ca²⁺シグナリングを制御することによって樹状突起棘の競合的選択を促進する

GABA promotes the competitive selection of dendritic spines by controlling local Ca²⁺ signaling

著者 (17件)： HAYAMA Tatsuya (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HAYAMA Tatsuya (JST-CREST, Saitama, JPN) ,  NOGUCHI Jun (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NOGUCHI Jun (JST-CREST, Saitama, JPN) ,  WATANABE Satoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  WATANABE Satoshi (JST-CREST, Saitama, JPN) ,  TAKAHASHI Noriko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TAKAHASHI Noriko (JST-CREST, Saitama, JPN) ,  HAYASHI TAKAGI Akiko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HAYASHI TAKAGI Akiko (JST-CREST, Saitama, JPN) ,  HAYASHI TAKAGI Akiko (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  ELLIS-DAVIES Graham C R (Mount Sinai School of Medicine, New York, USA) ,  MATSUZAKI Masanori (JST-CREST, Saitama, JPN) ,  MATSUZAKI Masanori (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  MATSUZAKI Masanori (Graduate Univ. Advanced Studies(Sokendai), Okazaki, JPN) ,  KASAI Haruo (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KASAI Haruo (JST-CREST, Saitama, JPN)
資料名： Nature Neuroscience  (Nature Neuroscience)
巻： 16  号： 10  ページ： 1409-1416  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： W1370A  ISSN： 1097-6256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グルタミン酸とGABAを異なる波長で別々にケージド化合物から解放して,それらの受容体の活性化がラット海馬CA1錐体ニューロンの樹状突起棘の可塑性に及ぼす効果を調べた。グルタミン酸の投与とそれに続く活動電位の発生は,棘を拡大した。逆に,活動電位直前のGABAA受容体の活性化は棘の縮小と排除を促進した。GABA作動性の抑制は細胞質の全体的なCa²⁺濃度の増加を抑制したが,NMDA様受容体の活動によって生じるCa²⁺ナノドメインには影響しなかった。棘の縮小は近傍の棘に伝わり,棘の拡大と競合した。この競合過程には,アクチン脱重合因子ADF/コフィリンが関与した。

シソーラス用語： ラット ,  *ニューロン ,  樹状突起 ,  シナプス形成 ,  *神経生理 ,  GABAA受容体 ,  活動電位 ,  濃度 ,  細胞内分布 ,  シナプス後電位 ,  組織培養 ,  海馬 ,  実験動物 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  第一アミン ,  アミノ酸 ,  ジカルボン酸 ,  *神経可塑性
準シソーラス用語： Rattus norvegicus ,  *グルタミン酸作動性ニューロン ,  *スパイクタイミング依存シナプス可塑性 ,  スライス培養 ,  ニューロン活動 ,  海馬ニューロン ,  細胞内カルシウムイオン濃度 ,  樹状突起棘

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： GABA ,  グルタミン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： GABA ,  局所性 ,  シグナリング ,  樹状突起棘 ,  競合 ,  促進