抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,ユーザ自身が電力使用量の上限値(シーリング)を設定することで,生活の質を損なうことなく節電率を保証することができる,新しい需要家サイド電力管理システムとして,オンデマンド型電力制御システム(Energy on Demand:EoD)を提案する。EoDでは,ユーザ自身の目的(電気代削減,CO
2削減)のために上限を設定できるだけでなく,電力会社との契約によって,電力会社のピーク削減要請に対して自動的にシーリングを設定することで,電力会社のピーク削減要請に対して自動的,かつ,確実に電力を削減するスマートデマンドレスポンスを実現することができる。本稿では,単一の電源(商用電源)を持つ家庭を対象とし,家電の特性記述,および,優先度の定義と,それらの定義に従って家電を調停するEoDのアルゴリズムについて述べる。また,実験では,提案システムを実装したスマートマンションルームにおける生活実証実験の結果を示す。(著者抄録)