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J-GLOBAL ID：201302270940592609   整理番号：13A1783848

スピン軌道結合によるらせん磁気合金におけるスキルミオンのサイズとらせん構造の制御に向けて

Towards control of the size and helicity of skyrmions in helimagnetic alloys by spin-orbit coupling

著者 (10件)： SHIBATA K. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YU X. Z. (RIKEN, Wako, JPN) ,  HARA T. (National Inst. Materials Sci., Tsukuba, JPN) ,  MORIKAWA D. (RIKEN, Wako, JPN) ,  KANAZAWA N. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KIMOTO K. (National Inst. Materials Sci., Tsukuba, JPN) ,  ISHIWATA S. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MATSUI Y. (National Inst. Materials Sci., Tsukuba, JPN) ,  TOKURA Y. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TOKURA Y. (RIKEN, Wako, JPN)
資料名： Nature Nanotechnology  (Nature Nanotechnology)
巻： 8  号： 10  ページ： 723-728  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： W2059A  ISSN： 1748-3387  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キラルティは通常分子や結晶において観察されるものであるが,磁気構造においても存在する。一方,磁性体のスピン構造の一つである磁性スキルミオンはキラル格子らせん磁石中に観察されることが知られている。本研究においては,らせん磁石Mn_1-xFe_xGeのスキルミオンらせん構造と結晶キラルティの間の関係を組成に関して調べた。Mn_1-xFe_xGe合金サンプルをアーク溶解とその後の高圧合成(4~4.5GPa,800°C,1h)のよって調製した。得たサンプルについて,XRD,Lorentz TEM,TEMを用いて分析するとともに,結晶キラルティをLorentz TEMによって測定した。この結果,Feの組成の変動とともにスキルミオン格子定数は非単調変化を示し,x=0.8において変化の符号が反転する挙動を示すことを明らかにした。

シソーラス用語： *鉄合金 ,  マンガン添加合金 ,  ゲルマニウム含有合金 ,  マンガン合金 ,  鉄添加合金 ,  磁性材料 ,  性質 ,  *ヘリックス構造 ,  角運動量 ,  *格子 ,  キラリティ ,  L-S結合
準シソーラス用語： *スキルミオン格子 ,  スピン・軌道結合 ,  *螺旋構造

分類 (1件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (6件)： スピン軌道結合 ,  らせん ,  磁気合金 ,  スキルミオン ,  サイズ ,  らせん構造