抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ファイルの削除と復元に関連して,自身がデータを削除したつもりでも復元技術を使ってデータが復元されてしまう場合と,間違えて消してしまったことに気づきデータを復元しようとする場合の2つの問題がある。自身がデータを削除したつもりのデータが消えていない場合についての研究はすでに行われており,様々な問題点が指摘されてはいる。しかし,間違えて消してしまったデータを復元する場合については,いつまで復元できるのか,パソコンによる作業によって復元の精度がどのように変化するかも明らかでない。そこで,間違って消してしまったファイルが何時まで残っているのか,復元を行うまでの間の作業内容による復元の可否を明らかにする為に,有償と無償のソフトを用いたデータ復元の特徴と時間経過に伴う復元精度ついての調査が必要であると考え,これらを明らかにする為に,時間経過に伴うHDDのデータ復元の確率について実験を行った。本論文ではこの実験の結果とそれに対する考察を報告するとともに考察を行う。(著者抄録)