抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らは,微細加工に用いる微細軸の成形法として,電極(軸)と被加工物(成形プレート)を配置し,軸を回転させながら成形プレート側へと走査する方法を提案した。この方法によればこれまでの軸成形法と比較して放電面積が広く高い加工速度が得られる。直径500μmの軸が約10分で100μm以下に細くなる。また,放電条件を小さく設定することで50μm以下の軸も容易に成形できる。本研究では,より簡便な制御法を用いた走査放電加工法によって所望の軸直径を得ることを目的としている。加工時間による制御を試みたが,軸直径の変化に伴って変化する放電頻度の影響によって十分な精度を得ることが困難であった。そこで,加工時の走査距離を制御の指標とした軸成形を実施した。この制御法による軸成形特性及び精度について検討し,その課題について考察した。