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J-GLOBAL ID：201302271604164131   整理番号：13A1120991

遺伝子操作した熱安定性真菌Cel6AおよびCel7Aセロビオヒドロラーゼは高温で効率的にセルロースを加水分解する

Engineered Thermostable Fungal Cel6A and Cel7A Cellobiohydrolases Hydrolyze Cellulose Efficiently at Elevated Temperatures

著者 (2件)： WU Indira (California Inst. of Technol. California) ,  ARNOLD Frances H. (California Inst. of Technol. California)
資料名： Biotechnology and Bioengineering  (Biotechnology and Bioengineering)
巻： 110  号： 7  ページ： 1874-1883  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： D0019A  ISSN： 0006-3592  CODEN： BIBIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ランダム変異と有益な変異の組換を用いて定向進化によって真菌セロビオヒドロラーゼ(HIPlus)を熱安定化した。熱安定性変異3C6Pは75°Cで280分の半減期と80.1°CのT₅₀を持ち,Humicola insolens由来の熱安定性Cel6A(HiCel6A)から15°C以上上昇し,Hypocrea jecorirzaのCel6A(HjCel6A)から20°C以上上昇し,60時間のアビセル加水分解時に最適温度(T_opt)で2.4倍以上のセロビオース等量を遊離した。熱安定性Cel6AとCel7Aの混合物はアビセルを相乗的に加水分解し,野生型混合物よりも1.8倍以上のセロビオース等量を遊離した。1.5と1.2Åの分解能で決定したHJPlusと3C6Pの結晶構造は安定化がプロリン残基導入により疎水性相互作用の改善とループコンフォメーションの制限から来ることを示している。

シソーラス用語： セルラーゼ ,  不完全糸状菌類 ,  *セロビオヒドロラーゼ ,  セルロース ,  分解 ,  生物進化 ,  *熱安定化 ,  遺伝学実験技術 ,  *組換 ,  結晶構造 ,  *アミノ酸残基 ,  疎水性相互作用 ,  真菌類 ,  半減期 ,  生物学的半減期 ,  安定性 ,  熱安定性 ,  温度 ,  酵素活性度 ,  *ループ構造 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  グルコシド
準シソーラス用語： Avicel ,  Humicola insolens ,  Hypocrea jecorirza ,  T₅₀ ,  T_opt ,  コンフォメーション ,  セルロース分解 ,  *プロリン残基 ,  ランダム変異誘発 ,  *遺伝子組換 ,  酵素活性 ,  最適温度 ,  真菌 ,  定向進化

分類 (3件)： 酵素の応用関連  (EB09100B) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

物質索引 (1件)： セロビオース

タイトルに関連する用語 (6件)： 遺伝子操作 ,  熱安定性 ,  真菌 ,  セロビオヒドロラーゼ ,  セルロース ,  加水分解