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J-GLOBAL ID：201302271645052968   整理番号：13A0763393

トマトMADSボックス転写因子RIPENING INHIBITORの直接的ターゲットの大規模同定は果実熟成の制御を明らかにする

A Large-Scale Identification of Direct Targets of the Tomato MADS Box Transcription Factor RIPENING INHIBITOR Reveals the Regulation of Fruit Ripening

著者 (4件)： FUJISAWA Masaki (National Agriculture and Food Res. Organization, Ibaraki, JPN) ,  NAKANO Toshitsugu (National Agriculture and Food Res. Organization, Ibaraki, JPN) ,  SHIMA Yoko (National Agriculture and Food Res. Organization, Ibaraki, JPN) ,  ITO Yasuhiro (National Agriculture and Food Res. Organization, Ibaraki, JPN)
資料名： Plant Cell  (Plant Cell)
巻： 25  号： 2  ページ： 371-386  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： T0767A  ISSN： 1040-4651  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 果実の成熟は,植物ホルモンや発育因子の作用に基づく遺伝的にプログラム化されたメカニズムにより調節される。ここでは,トマト(Solanum lycopersicum)のMADSボックス転写因子であり,初期成熟調節因子であるRIPENING INHIBITOR(RIN)の直接結合ターゲットの同定を行った。DNAマイクロアレイ分析を組み合わせたクロマチン免疫沈降法およびトランスクリプトーム解析により,241の直接的RINターゲット遺伝子を同定した。そして,RINベースの転写調節を調べた結果,トマト果実成熟時におけるRIN依存性のポジティブあるいはネガティブ調節が示された。また,エチレンは成熟時にRINの発現をアップレギュレーションさせ,トマト果実の成熟過程はRINとエチレンシグナリングの相互作用により調節されると考えられた。

シソーラス用語： *トマト ,  果実【器官】 ,  熟成 ,  *ホメオボックス遺伝子 ,  *転写因子 ,  遺伝子 ,  植物ホルモン ,  遺伝子発現 ,  生体内蓄積 ,  細胞情報伝達 ,  DNAマイクロアレイ ,  免疫沈降反応 ,  アップレギュレーション ,  アルケン
準シソーラス用語： *MADSボックス遺伝子 ,  クロマチン免疫沈降 ,  標的遺伝子 ,  トランスクリプトーム解析

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： エチレン

タイトルに関連する用語 (8件)： トマト ,  ボックス ,  転写因子 ,  ターゲット ,  大規模 ,  同定 ,  果実 ,  熟成