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J-GLOBAL ID:201302271810705866   整理番号:13A0550634

座標測定機の中間点検手法の考察

An Interim Checking Technique for a Coordinate Measuring Machine
著者 (8件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 241-247  発行年: 2013年03月05日 
JST資料番号: F0268C  ISSN: 0912-0289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報では座標測定機(CMM)のISO 10360-2:2009の附属書A(参考)中間点検を実施するための指針作成を目的とし,開発した低熱膨張セラミックスと炭素工具鋼の材質の異なる二つのボールバー型標準器を用いて6機関の持ち回りによるCMMの中間検査を,多因子を外乱とする直交表による検査方法で行い,中間検査で用いる標準器の特性および両標準器を測定した場合の不確かさを構成する各因子の影響と特徴的な傾向について検討した。これにより得た主な知見を次に示した。1)ISOにおける中間点検手法とその不確かさ算出法の一例を示したこと,特にGUM(計測における不確かさの表現のガイド)では偏りを補正することが推奨されているが,CMM測定では偏りは標準器と直接比較できないため補正が行えず,未知の偏りとして不確かさと見なす必要があること,2)IS0 10360-2:2009の定期検査はnormal CTEを有する標準器,例えばブロックゲージが使用され温度ならしなど標準器の高度な取扱い技能が必要になること,一方,中間検査は簡易実行性が要求され,両BDG(ボールディメンジョンゲージ)は大きな検査長さを容易に空間配置でき,かつCMMのプローブおよびスタイラスの姿勢が制限されない形体を有し,その有用性を本実験で確認したことなど。
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分類 (2件):
分類
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長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  ,  品質管理一般 
引用文献 (13件):
  • 1) 東京精密:UPMC-CARATカタログ,(2012) 143.
  • 2) 大澤尊光,高辻利之,黒澤富蔵,梅津健太:座標測定機用二次元幾何ゲージ校正に関する技術情報,産総研計量標準モノグラフ,8 (2005) 4.
  • 3) BIPM, IEC, IFCC, ISO, IUPAC, IUPAP, OIML : Guide to the expression of uncertainty in measurement, ISO, (1993)
  • 4) 和合健,井山俊郎:特許出願 2006-324784.
  • 5) 和合健,井山俊郎:非接触式座標測定機の検査用標準器に関する研究,設計工学,43,12 (2008) 673.
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