抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2008年1月にイギリスのヒースロー空港に着陸しようとしていたボーイング777型飛行機が,高度720フィートのところで突然推力が低下したため,操縦士の機転により緊急着陸し大惨事を免れた。この原因は,ジェット燃料ラインの管内に氷が生じたためと考えられた。輸送航空事故調査局の報告書によると,ジェット燃料中の微量の水分が高空飛行中の低温環境で氷結し,管内で成長したためである。原因は,氷結現象だけでなく,他の要因が関係する複雑なものと考えられるが,エンジニアはこの事故の教訓を生かすべきである。