抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
非圧縮性材料の大変形解析において,圧力を自由度とする混合型有限要素法が用いられる。このとき,圧力と変位の組み合わせに対してLBBK条件(inf-sup条件)を満足する必要があるが,大変形解析においてロバストな要素は少ない。LBBK条件を満足しない圧力と変位の組み合わせを用いる場合には,圧力のラプラシアンに対応する安定化項を付加する方法が流体の問題では用いられている。しかしながら,従来の圧力安定化手法では,連続な圧力場を用いられることが多く,非圧縮条件が領域全体で課されるものとなり,大変形解析に対してはあまり適切と考えられない。これに対して,近年,圧力安定化の手法として,要素間境界の圧力ジャンプを用いる手法がHansbo等によって提案されている。本研究はこの手法を非圧縮超弾性体の大変形解析に適用し,その有効性を検証するものである。(著者抄録)