抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒトの食料として動物性蛋白質にかわり,蛋白質に富んだ植物性の食料が注目されている。栄養学的見地からも,植物性蛋白質により,ヒトの健康に必要とされる必須アミノ酸を充分に摂取することが可能である。多量要素としての働きに加え,食品加工における乳化,泡立ち,ゲル化,生地生成などの構造の形成にも効果を発揮する。本レビューは,植物性蛋白質の主な供給源,生理学的機能性,栄養学的特性に関し,世界的な食糧事情に合致するように,特に研究調査に重きを置きその概観を示した。植物性蛋白質消費の増加は食品安全性のためにも必要であり,また調査や商業的市場は成長を示している。課題は栄養的また機能特性の改善である。植物ベース食品の開発に向け,新たな分離,分取技術の利用とその調合の技術革新が求められている。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.