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J-GLOBAL ID：201302274021219506   整理番号：13A0056440

学校給食・豆腐加工・魚加工残さおよび籾殻を原料とする生ごみ堆肥の腐熟度指標の解析

Investigation of maturity indices of food waste compost

著者 (7件)： 梅本英之 (石川県大 大学院生物資源環境学研究科) ,  梅本英之 (石川県農林総合研究セ 農試) ,  畑中博英 (石川県農林総合研究セ 農試) ,  森本英嗣 (石川県農林総合研究セ 農試) ,  北田敬宇 (石川県農林総合研究セ 農試) ,  島田義明 (石川県農林総合研究セ 農試) ,  米林甲陽 (石川県大 生物資源環境)
資料名： 日本土壌肥料学雑誌  (Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition)
巻： 83  号： 6  ページ： 664-672  発行年： 2012年12月05日 
JST資料番号： G0156A  ISSN： 0029-0610  CODEN： NIDHAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)の改正により,食品残渣リサイクルに対する取り組み事例が増加している。学校給食残渣,豆腐加工残渣(おから),魚加工残渣を原料とする生ごみ堆肥を対象に,コマツナ発芽率を代替しうる簡便で定量的な腐熟度指標を解析した。さらに,加熱乾燥処理が堆肥の成分や腐熟度指標に及ぼす影響についても検討した。石川県加賀市の学校給食残渣,魚加工残渣,おからおよび籾殻を用いて,堆肥化容器にて堆肥化した。腐熟度指標として,抽出性炭素および揮発性有機酸がコマツナ発芽率と高い相関を示した。発芽阻害要因である抽出性炭素および揮発性有機酸は,生ごみ堆肥の加熱乾燥で減少することから,現物による腐熟度評価が適していると考えた。コマツナ発芽率が80%以上となる腐熟度指標値は,抽出性炭素10000mg/kg以下,揮発性有機酸200mg/kg以下であった。

シソーラス用語： ごみ ,  *堆肥 ,  食品副産物 ,  産業廃棄物 ,  リサイクル ,  *堆肥化 ,  *熟度 ,  有機炭素 ,  揮発性有機化合物 ,  有機酸 ,  石川県 ,  食品廃棄物
準シソーラス用語： 生ごみ ,  食品残渣 ,  食品リサイクル ,  *腐熟度

分類 (2件)： 肥料の調製,保存  (FB05020N) ,  ごみ処理  (SC05030O)

引用文献 (30件)：

• 1) 朝野煕彦. 入門 多変量解析の実際. 講談社サイエンティフィック. (2000)
• 2) 藤原俊六郎. 堆肥の品質分析について. 堆肥等有機物分析法. 日本土壌協会. (2000) p.1-17.
• 3) 藤原俊六郎. 熱水抽出液による幼植物検定法. 堆肥等有機物分析法. 日本土壌協会. (2000) p.214-216.
• 4) 郡司掛則昭. アンモニア態窒素. 堆肥等有機物分析法. 日本土壌協会. (2000) p.23-27.
• 5) 郡司掛則昭. 硝酸態窒素. 堆肥等有機物分析法. 日本土壌協会. (2000) p.27-35.

タイトルに関連する用語 (12件)： 学校 ,  給食 ,  豆腐 ,  魚 ,  残さ ,  籾殻 ,  原料 ,  生ごみ ,  堆肥 ,  腐熟度 ,  指標 ,  解析