抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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限られたセンサ開閉器から得られた情報を,低速な通信手段を介して取得し,SVRの自端情報による制御と組み合わせたローカル制御に近いSVR制御法を提案した。本手法の利点としては,センサ開閉器の設置台数が少数で済むこと,低速な通信環境下における適用が可能なこと,およびSVRの動作がローカル情報に基づいているため,何らかの原因で通信が途絶した場合でも電圧制御が継続可能な点である。本論文はSVRが必要となるようTな重負荷系統においてPVが大量連系されるような,電圧管理面で非常に厳しいケースを想定している。そのため,PV大量連系時に生じうる電圧逸脱問題において,最悪条件の下で提案法の有効性を確認する。まず,現行の配電系統にPVが大量連系された場合に生じる問題,特にSVRが引き起こす問題について説明し,SVR制御の高度化が不可欠であることについて述べた。次に,PV大量連系に対応したSVR制御法について説明した。そしてこの手法の有効性をシミュレーションにより確認した。