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J-GLOBAL ID:201302275860391515   整理番号:13A0992932

離乳開始時の新生児の野菜と果物の受入に対する野菜と果物のどちらかの繰返し提示の効果

Effects of repeated exposure to either vegetables or fruits on infant’s vegetable and fruit acceptance at the beginning of weaning
著者 (4件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 157-165  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: W0038A  ISSN: 0950-3293  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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離乳開始後18日間の新生児の野菜と果物の受入に対する野菜と果物のどちらかの繰返し提示の効果を調べた。著者らはあるタイプの野菜か果物の繰返し提示はその摂取量を増加させるであろうと仮定した。さらに,著者らは野菜だけで離乳させると,果物だけで離乳させたときよりも野菜の受入量が多くなるであろうと期待した。これを調べるため,4~6月齢の健康な新生児101人に対して19日間の介入研究を実施した。新生児を4処理群の内の一つに無作為に割り当てた。2群は連続する18日間に毎日野菜ピューレ(1群はグリーンビーンズ,別の群はアーティチョーク)だけを与えた。残りの2群は果物ピューレ(リンゴかスモモ)だけを与えた。19日目に,野菜群には始めて果物ピューレを与え,果物群には始めて野菜ピューレを与えた。研究の開始時の1及び2日目と終了時の17,18,19日目には研究室内で新生児に果物又は野菜ピューレを与えた。3~16日目には親が家庭で新生児に果物又は野菜ピューレを与えた。野菜群の平均野菜摂取量は,1及び2日目の24±28gから17及び18日目の45±44gに有意に増加した。果物群の果物摂取量は46±40gから66±42gに有意に増加した。果物摂取量は開始時から野菜摂取量よりも有意に多かった。果物の繰返し提示は野菜摂取量に影響しなかった。19日目の果物群におけるグリーンビーンズの始めの摂取量は24±29gであり,野菜群の1又は2日目の第1提示のグリーンビーンズの摂取量よりも平均して少なかった。同様に,果物群の1又は2日目の第1提示のリンゴの摂取量の47±48gは,19日目の野菜群におけるリンゴの始めの摂取量の45±49gと平均して変わらなかった。グリーンビーンズとスモモの平均摂取量は繰返し提示の後有意に増加した。アーティチョークの摂取量は少ないままであり,リンゴの摂取量はわずかに増加した。これらの結果から,始めての提示のときに果物は野菜よりも受け入れ易いことが確認された。果物ではなくて野菜での離乳は,新生児における野菜の受入を促進させる可能性がある。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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食品一般 
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