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J-GLOBAL ID:201302276696089795   整理番号:13A0243912

エンマコオロギ(直翅類:コオロギ科)による分散後の種子捕食は非在来イネ科雑草のイタリアンライグラス(Lolium multiflorum)の苗発生を減少させる

Postdispersal seed predation by Teleogryllus emma (Orthoptera: Gryllidae) reduces the seedling emergence of a non-native grass weed, Italian ryegrass (Lolium multiflorum)
著者 (6件):
資料名:
巻: 12  号: 3/4  ページ: 131-135  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: W1596A  ISSN: 1444-6162  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エンマコオロギは,日本での外来野草雑草であるイタリアンライグラス種子の重要な捕食者であり,コオロギの密度とその苗発生の抑制の関係を疑似的実験で明らかにすることが目的である。畑を耕作し,1.5m四方のエンクロージャを用い,約30cm四方のトレーに1000粒のイタリアンライグラス種子を播いた。その中に,0,1,2,4,8個体のエンマコオロギ成虫を放した。2週間トレーを置いた後,取り出して発芽した苗数を記録した。結果は,エンマコオロギの密度が高いほど,イタリアンライグラスの苗発生量が,減少することがわかった。2匹のときで発生は約半分で,8匹のときで発生は非常に少なかった。これらの結果は,エンマコオロギによる種子捕食が,初期段階のイタリアンライグラスが多くても減少させ,高密度のコオロギ類のいる状況で,その集団を少なくすることを示唆する。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
雑草による植物被害  ,  異種生物間相互作用  ,  個生態学 

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