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J-GLOBAL ID：201302279667375885   整理番号：13A0017171

里山ランドスケープの放射能と除染 里山ランドスケープの放射性物質汚染に関する問題と今後の展望

著者 (2件)： 小林達明 (千葉大 大学院園芸学研究科) ,  山本理恵 (千葉大 大学院園芸学研究科)
資料名： 日本緑化工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology)
巻： 38  号： 2  ページ： 265-273  発行年： 2012年11月30日 
JST資料番号： Z0839A  ISSN： 0916-7439  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東日本大震災における福島第一原子力発電所の事故では,大量の放射性物質が大気中に放出され里山も放射能によって汚染された。本稿では,緑化と関連する放射線・放射性物質の問題の所在と研究の現状を見,今後の展望について整理した。放射線と放射能の基礎知識,チェルノブイリ事故で得られた森林に関する知見,福島第一原子力発電所事故で放出された放射性物質の里山における動態(里山景観における放射性物質の分布,森林の放射性物質の移行,森林除染の効果),里山除染の今後(住居等近隣の森林とその他の森林)について述べた。

シソーラス用語： *地域 ,  *放射能汚染 ,  *放射能除染 ,  技術展望 ,  震災 ,  原子炉事故 ,  発電所 ,  東日本大震災 ,  福島第一原子力発電所 ,  *里山 ,  チョルノービリ原発事故 ,  *除去
準シソーラス用語： チェルノブイリ原発事故

分類 (3件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  林業一般  (FF01010M) ,  公園,造園,緑化  (RD04020Y)

引用文献 (13件)：

• International Atomic Energy Agency. Environmental Consequences of the Chernobyl Accident and their Remediation : Twenty Years of Experience/Report of the Chernobyl Forum Expert Group 'Environment'. 2006
• 環境回復検討会. 今後の森林除染の在り方に関する当面の整理について. http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=20719&hou_id=15731. 2012
• 環境省. 平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法 基本方針. http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=18581&hou_id=14431. 2011
• 近藤昭彦. 里山流域単位の除染を目指したGIS整備. 日緑工誌. 2012, 38, 274-277
• 村松康行. 農地土壌における放射性セシウムの深度分布と動態. 農地土壌の放射性物質濃度分布マップ関連調査研究報告書. 2012, 3, 50-56

タイトルに関連する用語 (8件)： 里山 ,  ランドスケープ ,  放射能 ,  除染 ,  放射性物質 ,  汚染 ,  問題 ,  展望