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J-GLOBAL ID:201302279775821832   整理番号:13A0143370

低温で貯蔵したブドウ搾汁かすにおける安定性および微生物学的品質,およびアントシアニンの保持に対する組み合わせ保存技術の影響

Effect of combined preservation techniques on the stability and microbial quality and retention of anthocyanins in grape pomace stored at low temperature
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 332-338  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: E0090C  ISSN: 0022-1155  CODEN: JFSTAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ブドウ搾汁かすの貯蔵性および微生物的品質およびブドウ搾汁かす中のアントシアニンの保持に対する化学保存料,イオン化照射量および低温(LT)貯蔵などの種々の収穫後処理の影響を評価することを目的にこの研究は行われた。完熟ブドウ(var. Bangalore blue)の処理後に収集したブドウ搾りかすを0.1%安息香酸ナトリウム(0.1%SB)で処理して,LDPEフィルムパウチで包装およびシールしてからγ線照射(0,2,4および6kGy)してLT(4±1°C,90-95%,RH)条件下で未処理コントロールとともに貯蔵した。貯蔵中,これらの処理ブドウ搾りかすの物理化学的および微生物的品質傾向における種々の変化を記録した。種々の処理の中で,0.1%安息香酸ナトリウムおよびγ線照射量2.0kGy(0.1%SB+2.0kGy)の組み合わせがブドウ搾りかすの安定性を向上,および貯蔵中の保持アントシアニン(34.70mg/100g)により効果的であることが分った。LT条件下で貯蔵している上記処理ブドウ搾りかすの貯蔵ライフは対照ブドウ搾りかす(31.8mg/100g)の8日と比較して16日に延長することができた。微生物学的研究の結果,0.1%SB+2.0kGyは対照の総好気的微生物数(6.5log CFU/g),および酵母およびカビ菌数(6.3log CFU/g)と比較して貯蔵16日中,ブドウ搾汁かす中に処理総好気的微生物数(1.4log CFU/g),および酵母およびカビ菌数(1.6log CFU/g)を減じた。安息香酸ナトリウムおよび低照射(0.1%SB+2.0kGy)はLT貯蔵中のブドウ搾汁かす中の大腸菌の増殖を制御するのに有意であった。さらに,低温条件下(4±1°C,90-95%,RH)バルク貯蔵中のブドウ搾りかすの微生物学的安全性および品質を保証する商業的適用の潜在性を見出した。この保存法はさらなる最終使用のためにピーク収穫季節中,色相ブドウを処理後にブドウ搾汁かすのバルク貯蔵のためにワイン製造工業により使用することが可能である。Copyright 2011 Association of Food Scientists & Technologists (India) Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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果実とその加工品 

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