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J-GLOBAL ID:201302280111403489   整理番号:13A0657671

臭化メチル,青酸及びリン化アルミニウムくん蒸剤の各種農産物における残留実態調査

Research on the Actual Situation of Fumigants Residues in Various Agricultural Commodities after Fumigation by Methyl Bromide, Hydrogen Cyanide and Phosphine.
著者 (7件):
資料名:
号: 48 補冊  ページ: 1-15  発行年: 2012年08月01日 
JST資料番号: S0120A  ISSN: 0387-0707  CODEN: SBCKA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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消費者の農産物中の残留農薬への高い関心から,植物検疫で使用される燻蒸剤の作物残留試験を行った。供試薬剤は,臭化メチル(CH3Br),青酸剤(HCN),リン酸アルミニウム剤(試験ではリン化水素(PH3)を使用),供試作物は穀類,青果物など43作物とした。臭化メチルでは,29作物中,ダイズ,トウモロコシ,ゴマ,カボチャ,アスパラガス,ブロッコリー,オクラ,ピーマン,クリの9作物で比較的高い無機臭素の残留を認めたが,いずれも残留農薬基準値以下であった。青酸では,18作物の約半数で定量限界未満であり,残りの作物でも残留農薬基準値以下であった。リン化水素では,ナタネとモロコシを比較するとモロコシでの残留が高い傾向を認めたが,いずれも残留農薬基準値以下であった。また,リン化水素の燻蒸温度(5°C,35°C)が残留量へ与える影響を8作物で調査し,5°Cの場合にダイズ,綿実,ラッカセイ,モロコシで残留量が多くなる傾向を得て,燻蒸温度が低いほど残留量が多くなると考えられた。
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分類 (5件):
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農薬  ,  農薬一般  ,  微生物に対する農薬  ,  穀類とその製品一般  ,  野菜とその加工品 
物質索引 (1件):
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引用文献 (5件):
  • FAMIC(2012)GLP適合施設一覧独立行政法人農林水産消費安全技術センター(FAMIC)http://www.acis.famic.go.jp/glp/index.htm
  • 農林水産省(1971)輸入穀類等検疫要綱(昭和46年45農政第2628号農政局長通達)
  • 農林水産省(1999)農薬の毒性及び残留性に関する試験の適正実施について(平成11年11農産第6283号農産園芸局長通知)
  • 農林水産省(2000)農薬の登録申請に係る試験成績について(平成12年11月24日付け12農産第8147号農産園芸局長通知)
  • 結田康一・渋谷政夫(2010)ハロゲン元素(臭素、よう素)及び塩素の土壌植物系における天然賦存量の研究:原子力平和利用研究成果報告書第20巻:125-127.

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